黄昏幻想館 館長日誌
徒然なるまま…のほほん縁側日誌
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隣の人は何する人ぞ・・・
図書館が大好きだ。

本に囲まれているだけで幸せ〜 
本に埋もれて死ねるのなら本望だ〜
監禁されるのなら図書館がいい〜

…と思うぐらい図書館が好きだ(笑)
だから近所の小さな図書館では飽き足らず、車やバイクで一時間ほどかけて大きな図書館へとわざわざ足を運ぶ。
その図書館が一番のお気に入りなのは、蔵書の種類が豊富(←かなり私好みのマニア本が揃っている)だけでなく、社会人専用の勉強スペースがあるからだ。
これがとても良い。
個々のブース仕様ではないが、その分比較的広い机に二人が掛けられるようになっていて、電灯はそれぞれの手元にある。
普段空いている時は、その広々とした机を一人で占領しているのだが、その日に限って珍しく館内は混んでいた。
仕方なく、軽く頭を下げながら初老の男性の隣に座る。

3時間ほど過ぎた時だろうか、息抜きの合間にふと隣の人が気になってしまった。

(……………!!)

頭に白髪の混じる、もういい年の方である。
痩せ型で、ちょっとインテリ系。銀縁の眼鏡をかけ必死でノートに計算を綴っている…
横に積まれた本は「機械工学系」の難しそうなタイトル。
大学ノートにびっしりと鉛筆で!!(←三菱トンボ鉛筆と判明)
数式やら図形やら、
それこそ文系の私には、そのノート紙面が高尚なデザインに見えるほど!!

(うーん、この人はいったい何者なのだろう…)

…で、その人がさり気なく取り出したのは

(…算尺!!!!! しかも今や幻の「棒状計算尺」!!!!)

若い君は知らないだろう〜♪ (←いや、ワタシも若い?んですが)
正式名称「計算尺」―――
定規を3本組み合わせたような形状で、複雑な目盛がつき、上についた透明なスライドを動かすことによって、三角関数、平方根、対数、乗除算の計算が出来るという(昔の)スグレモノなのだ!!
そう、今や関数電卓に押され実際に使っている人は見たことがない…
「そろばん」と張るぐらいアナログ式の計算用具なのだ!!

なぜ知っているか?
我が家でも文明開化について行けないガンコ親父が使っていたからだ(笑)

(うむむむ… 本当にこの人は何者なんだろう??? 何をやっている人なんだろう…)

疑問は深まるばかりだった。


それから更に一時間ほど経った時だった。
何か無性に視線を感じた。
(……??)
隣のオジサマが今度はチラチラ私を見ている…???

ハッと手元を見た。


この日、私は頼まれていた会報誌のコラムを書く為図書館に。
積まれた怪しい(?)資料本、
お気に入りの万年筆、(←パーカー ソネット ディープブルー)
こだわりの原稿用紙、(←丸善 200字詰原稿用紙)
母から譲り受けた手垢のついた辞書、
書き散らした紙の数々…

(あああ…これは趣味なんですっ!!)
と心の中で呟いてみたりして。

謎を提供しているのはこっちもか?!



…それにしても、この机だけ昭和の香りぷんぷん(笑)
前の机の若者は、電子辞書とか使っているのに。



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● スグレモノ
たのしい検索・ゆかいな検索 2006/08/26(土) 02:46
本日はキーワードに「スグレモノ」を据えてみました。世の中に多数転がっているであろう「スグレモノ」を探し出せたらいいなぁ。  [続きを読む]
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